こんにちは、KIKKA(キッカ)です。
1970年代後半生まれで神奈川県出身、現在はベトナムのホーチミン市で暮らしています。
日本在住時から現在に至るまで、旅行業界歴は20年以上になりました。
業界に入ったきっかけは、新聞広告で見かけた「添乗員募集」の記事。
「添乗員って、タダで旅行できるんだよね!?それに、滞在先では珍しいものを現地価格で買い物ができるなんて、最高な仕事じゃん!」
某旅行会社に入社したのは、ちょうど2000年頃でした。
その後アメリカ同時多発テロ、SARSや新型インフルエンザの流行などの困難をいくつか越えながらも、楽しく仕事をしてきました。
なかなか会うこともない大企業のお偉いさんに接する機会や、テレビ撮影や雑誌ガイドブックなどのコーディネーターとしての経験と実績を得られ、
ありがたいことに、成長を実感できる環境にありました。
ところが現在、「新型コロナウィルス」の影響により、日本からベトナムへの渡航ができず、日本からのお客様がいないため、仕事がありません。
ベトナムは、他国より早い段階で感染者が発生したこと、2003年のSARS発生時に得た経験から、国の対策は「長期の鎖国」状態です。
鎖国が始まり4ヶ月以上が経った今でも、開国時期の見通しはありません。
そんな中、これまでの忙しい日々にはあまり感じなかったことが脳裏に浮かぶことが増え、「このままでいいのか」、「この先の目標は一体何なのだろうか」、と悶々と考えるようになりました。
日本では今年から、小学生の教育カリキュラムに「プログラミング」が入るらしい
⇨ 小学生に負けてられない。学んで在宅ワーク?
部下のスタッフ教育 ⇨ それって自分の将来の役にたつ?
…そもそも、旅行業は好きで就いた仕事なのか?
ところで、旅行の準備って楽しいですよね。私も大好きです。
出発の何ヶ月も前から、なんなら半年以上前から予定をたて、休暇を申請し、ホテルや航空券などを予約、出発の日を楽しみにしながら待つ。
これあったらいいね、買おうかな。あんなのあるかな、ネットで探してみよう。
待ちに待った出発の日を迎え、楽しい旅先での滞在、帰宅。
家に着いたら、ちょっと片付けが面倒だったり、楽しいことが終わって寂しくなったり。
「明日からまた仕事か…」、「また次の旅行のために、がんばろう!貯金しよう!」
そうか、旅行って「どこで・誰と・どのように過ごすか」が重要なんだ。
旅行は「手軽にできる現実逃避」。
旅行は好きだけど、観光地にはほとんど興味がない。
その気持ちに20年以上触れず、旅行業界人、いわゆる「旅プロ」として仕事をしてきたことに、今更気づいたわけです
これまで、「旅先でより快適に、楽しく過ごせるように」、試行錯誤を重ねて、とことんこだわって来たじゃないか。
そのノウハウを共有できたら、それって私が思い描く「旅行業界の人」だよね。
と思うに至り、このブログを立ち上げました。
当サイトを通して、「楽しく快適な旅行のお役にたてること」が、私の願いです。