'> ';echo "\n"; echo '';echo "\n"; echo '';echo "\n"; endwhile; endif; } else { echo '';echo "\n"; echo '';echo "\n"; echo '';echo "\n"; echo '';echo "\n"; } $str = $post->post_content; $searchPattern = '//i'; if (is_single()){ if (has_post_thumbnail()){ $image_id = get_post_thumbnail_id(); $image = wp_get_attachment_image_src( $image_id, 'full'); echo '';echo "\n"; } else if ( preg_match( $searchPattern, $str, $imgurl )){ echo '';echo "\n"; } } ?>

ホーチミン生活 旅行・観光

正しいベトナム旅行ガイド、気候編【正しい知識で快適に過ごそう】

こんにちは!キッカです。
旅先での天気、気になりますよね。

気になるどころか、

「旅行の満足度を左右させる、最も重要な要素のひとつ」

と認識されているところもあると思います。

旅先でがっかりしないように、事前の正しい情報を確実に手に入れるようにしてくださいね。

ガイドブックなどよく出回っている情報では、グラフや表で、平均気温や降水量が表現されています。

とても便利そうに見えますが、数字の羅列では、具体的な点がはっきりとわかりにくいところもあります。

天気の傾向や対策は、実際に現地に住んでいる人からの情報が一番です。
キッカ

実際にはどんなものを準備しどのように過ごせば快適か、くわしく解説します。

ではいってみましょう。

結論、ベストシーズンはいつ?

ベトナムのベストシーズンについて、

日本の旅行会社は「11月〜4月がベストシーズンですよ」

と商品を販売していることが多くあります。

現地にいる身からすれば、「なぜその時期がベストシーズン?」と疑問がありまして、
掘り下げていったところ、以下の事情がわかりました。
キッカ

  • 冬時期は、利益率の高いアメリカやヨーロッパ方面の旅行を販売しにくい
  • 現地のホリデーシーズンにあたるので部屋を確保しにくい
  • お部屋を確保できても値段が高いので、販売しにくい
ギモンさん
北半球は基本的に寒いので、販促しにくい季節ということですね。
そうですね。日本が寒い時期に、寒いところへ行きたい気持ちはあまり出てこないですよね。
そこで挙がるのが、東南アジア。またそこに含まれる、ベトナムを売って行こう、ということです。
キッカ

「東南アジアは乾季には雨が降らないから、その時期にいくといいよ」と商品を販売されていますが、実際のベストシーズンは、そういうことでもないのです。

「同じ東南アジアでも国によってベストシーズンも違う」、「乾季だけがいい季節というわけでもない」、ということです。
キッカ

ここではベトナムのベストシーズンについてお話しますが、他の国へ旅行されるときには、旅行会社の情報だけを鵜呑みにされず、一度自分で調べてみるといいですね。

現地在住者からみた、ベトナム旅行のベストシーズンは、
キッカ
地域ベストシーズン予備知識
北部4月~9月旅行会社がベストシーズンとしている季節と、真逆
中部3月~9月旅行会社がベストシーズンとしている季節と、真逆
南部1年中旅行会社がベストシーズンとしているのは、半年だけ

理由をくわしく説明していきます。

ベトナムは「常夏の国」ではない

ベトナム 天気 気候
ギモンさん
ベトナムは東南アジアだから常夏でしょう?

アジアの中でも、日本よりずっと南に位置しているので、「ベトナムは常夏の国」と思われがち。

ところが意外ではありますが、実際には違うのです。

ベトナムの国土は南北に長く、途中を山でさえぎられていたり、海に面する角度が違ったりする地形により、地域によって気候に大きな差があります。

北部の首都であるハノイから、南部の商都であるホーチミンまでの距離は、約1726㎞。

日本に置き換えると、東京から沖縄の那覇市までは約1600㎞、その点からみても、ベトナム北部と南部の気候が全く違うのも、うなずけます。

現地でそれを知り、特に服装に困ってる方を多くみかけますよ。
キッカ

ベトナムには、地域により3つの気候区分がある

ベトナム 気候 地図

ベトナムの気候を調べると、3つの気候区に分かれています。
地域別に気候の特徴をみていきましょう。

ベトナム北部
(ハノイ、ハロン、ハイフォン、ニンビン、サパ)

ベトナム ハノイ 気候

ハノイを中心とするベトナム北部は、「熱帯」でも「亜熱帯」でもなく、「温帯」に属します。

日本の関東・関西地方と同じ気候区分で、夏に雨の多い「温帯夏雨気候」。日本の温帯地域の気候によく似ています。

「春夏秋冬」の四季もあり、ベトナムは北半球に位置するので、時期も日本と同じ。

春から初夏にかけては比較的晴天の日が多く、旅行に適しています。

夏は湿度が非常に高く、じっとりとしたまさに東南アジアをイメージする気候。

また夏から秋にかけては、台風が頻発、飛行機の運行に影響が出たり、クルーズのツアーなどは出港できなくなる日がでてきます。

冬はかなり寒く、ベトナムの人は「骨まで寒い」と表現します。
キッカ

大陸の山地から吹きおりてくる風が、低地であるベトナム北部に流れ込んでくるのですが、そこにはたっぷりの湿度が含まれるため、実際の気温の度数よりも、より寒く感じられます。

ベトナム中部
(ダナン、ホイアン、フエ、ドンホイ、ニャチャン、ダラット)

ダナンを中心としたベトナム中部は、「熱帯」に属しますが、私たちの想像する「熱帯」「常夏」とは違う、「熱帯モンスーン気候」。

季節風(モンスーン)の影響により、気候が大きく変動する気候です。

例えば、あまり知られていない点で挙げますと・・・
キッカ

ビーチリゾートとして人気がある「ダナン」や「ニャチャン」は、年中その景色や気候を楽しめるということはなく、

秋の終わりから冬、春のはじめにかけて、つまり一年のうちのほぼ半分は、気候的(寒くて)にプールや海に入ることはできません、

ガイドブックなどにはあまり書かれていませんので、注意が必要ですね。

そして冬は肌寒いだけでなく、海はまるで日本海かのように大荒れになります。

ちなみに高原地帯である「ダラット」は、地図上はベトナム中部に入りますが、気候区分はベトナム南部に入ります。

ベトナム南部
(ホーチミン市、ブンタウ、フーコック島、コンダオ島)

ベトナム 気候 天気

まさに私たちが想像する「南国」「常夏」「東南アジア」を象徴した気候で、区分は「熱帯」、雨季と乾季が明瞭に区別される「サバナ気候」に属しています。

11月~4月の乾季にはカラっと晴れ、ほとんど雨は降らず、意外にも湿度は高くなく過ごしやすい。

5月~10月の雨季には一時的に大雨(スコール)がありますが、これも数十分~長くても2時間ほどなので、ベトナムの人は大雨をものともせずにバイクに乗って移動し、コーヒーを飲んで雨宿り。

この時期に日本から到着された方からは、空港を出るなり、「思ったよりずっと涼しくてビックリした!」という声を多く聞きます。

雨季は、梅雨のように雨が長く続くものでなく、1日のうちに数回、数十分のシャワーが降り注ぐような感じです。

長く住んでると、「そろそろ雨が降るよ」って、匂いでわかるようになります(笑
キッカ

そしていつの時期でも、「天気に恵まれなかったから残念。。」、ということはほとんどありません。

北部や中部における台風の季節(9月~10月)。
南部へ台風が上陸するなどの直接的な影響はありませんが、
間接的な影響によって悪天候が2~3日続くことは、稀にあります。
キッカ

それぞれの季節の過ごし方と持ち物

次に、地域別・季節別の過ごし方と、それに適した持ち物や服装を紹介します。

※年により、多少前後することがあります

北部 

ベトナム 気候
服装実情







・日本の東京で着用する冬服

・薄手のダウンジャケットなど

・ホカロンなどがあると重宝
・とても寒い日が続く

・5つ星ホテルではエアコンが完備されているので、エアコンで空調を整える

・それは「エアコン」であり「暖房器具」でないので、部屋の中も寒く感じることがある

・乗用車やバスなどの車内も、暖房はない

・建物に入って温かくて一息をつくことができる、ということはない

・外気は冷たく湿度が多く含むため、
洗濯をしても服は乾きにくく、
「乾かすのに3日かかった」なんていうことも

・着ている服にも冷たい湿度を呼び込み、
それが体に密着するため、「除湿」と「保温」が肝心

・この時期に青空が現れれば、ラッキー

・湿気が多いため空は雲が多く、
青空が出て晴れることがほとんどない



・長袖シャツに長ズボン、靴が適当

・サンダルではちょっと寒いかも
・春が訪れ、過ごしやすい季節になる

・青空も見られるようになり、旅行のベストシーズン














・夏服

・日よけとしてのシャツやストール
・夏の到来。湿度も気温もとても高くなる

・ベトナムの夏は、南から北上するほど暑い

・6月~8月いっぱいの3か月間は、ベトナム人の夏休み期間

・小中高生が休暇に入りますので、国内のリゾート地はベトナム地元の方で賑わう

・多くの人がこの時期の社員旅行をとても楽しみにしている

・社員旅行は家族で参加することが多く、この時期は都市部以外の観光地では、どこも賑わう




・シャツに長ズボン

・靴

・サンダルでも寒くはない
・束の間の秋

・気候的には穏やかで旅行しやすいが、台風が多い

【番外編】北部少数民族地域、サパ

ベトナム サパ 気候

北部山岳地帯にあるサパ( ラオカイ省 )は標高1600mに位置し、年間を通じて気温が17~23℃のすごしやすい気候です。

但し、6月~8月は雨が多く、12月半ば~2月は厳しい寒さとなり 雪が降ることも。

特に冬は霧でせっかくの棚田が殆ど見えません。

3月~5月と9月~11月が過ごしやすく、特に晴れて棚田がよく見える9月までがベストシーズンと言われています。

10月になると霧が発生しやすくなることから、車両の運行もスムーズにいかなくなることが多くなります。

そして冬には、東南アジア最高峰であるファンシパン山(標高3143m)も、閉山します。

中部

フエ、ダナン、ホイアン、ニャチャン

ダナン ベトナム 気候
服装実情









・夏服

・日よけとしてのシャツやストール
・旅行には最適な季節

・海の透明度があがり、スキューバに適している

・7月は酷暑になる

・5月~8月は、ベトナム人の旅行が活発な季節




・シャツに長ズボン

・靴

・サンダルでも寒くはない
・最も観光に向かない季節

・降水量が急増し、台風が直撃、上陸し、毎年のように洪水が発生



・シャツに長ズボン

・靴

・サンダルだと少し寒い
・平均気温は20度、その割には体感が低いので、プールや海はNG

・肌寒い日が多い

・サーフィンには適している

ファンティエット、ムイネー

ベトナム 気候

ベトナムから「砂漠」を思い浮かべることはあまりないと思いますが、意外にも大きな砂漠地帯があります。

ベトナムで最も乾燥している地域で、サボテンの仲間である「ドラゴンフルーツ」の栽培が盛んな地域です。

この地域は地理的には中部に分類されますが、中部の南端に位置しており、気候区分では南部に含まれます。

雨季は6月~11月、特に9月~10月の降水量が多いです。

とはいえ、砂漠地帯ですから、雨季でも降水量が 多くないので、台風の影響がなければ晴れる日が多いですし、長雨になることはまずありません。

南部より雨季に入る時期が若干遅いので、1月~5月がベストシーズンです。

ダラット

ベトナム 気候

ダラットは中部高原に位置しますが、気候区分では南部に含まれ、雨季は5月~10月、乾季は11月~4月。

年間を通じて1日の気温が 15~25℃ぐらいの常春気候。

但し、日中暑い時は 30℃まで上がったり、逆に寒いと朝方5℃を下回ることがあります。

エコノミーホテルには暖房施設が整備されておらず、部屋の中でも防寒着が必要です。

乾季の11月~4月が旅行に適しているシーズンですが、気温が下がる1月は防寒着が必要。2月以降に行くと、美しい春の花の見ごろを楽しめます。

南部

南部は毎日がベストシーズンです
キッカ

ホーチミン市、ブンタウ周辺

ベトナム ホーチミン 気候
服装実情






・夏服

・日よけとしてのシャツやストール
・1日に数回スコールがある

・数時間すれば止む

・9月~11月は、他地域に台風があると、当地は梅雨のような天気が2日くらい続く

・フルーツがおいしい季節


・夏服

・日よけとしてのシャツやストール
・12月に入ると、朝晩は結構肌寒くなります

・快晴が続き、とても過ごしやすい季節


・夏服

・日よけとしてのシャツやストール
・乾季の暑い季節。雨はほとんど降らない

フーコック島

フーコック島はホーチミン市より雨季の訪れが早く、乾季は11月~3月です。
特に年末から2月上旬頃である旧正月までの時期が旅行に最も適しています。

但し、 乾季には、島の見所のひとつとなっている渓流の水が枯れてしまいます。

大自然に囲まれて川遊びもしたいという場合は、雨季でもさほど降水量が多くない 11月~12月が良いでしょう。

【番外編】コンダオ島

ベトナム 気候

コンダオ島は、バリア・ブンタウ省の沖合いに位置する南部の島ではありますが、外洋に飛び出しているため、南部と中部を混ぜたような気候です。

乾季は2月~6月で、7月~9月にはスコールが降ります。

10月~1月は北東の季節風が吹きつけ、天気がぐずつくことが多く、海で遊ぶには不向きです。

季節風が切り替わる4月~5月は波が穏やかになり、ベストシーズンです。特に4月の海は鏡のように穏やかで、ダイビングやボートトリップに最適な時期です。

天気を味方につけて、楽しい旅行を

今回は、ベトナムの気候についてお話ししました。

ベストシーズンに旅行を計画しても、必ずしも恵まれるというわけではありません。旅行には常に雨具を備えておきましょう。

合わせてお読みくださいね。
キッカ

それでは、快適で楽しいご旅行を。

ではでは。

 

-ホーチミン生活, 旅行・観光