こんにちは!クリです。
今回は、旅の「ちょっとしたコツ」、上手な旅の方法【到着空港での入国編】をお伝えします。
紹介するものは、ささいなことではありますが、「する」のと「しない」では、意外な差がでてくるものです。
飛行機がやっと着陸しました。
シートベルト着用サインが消え、頭上のコンパートメントから荷物を取り、前方から順番に飛行機から降ります。
その後、降りたすぐ近くにあるお手洗いに行っていませんか?
もしそうであれば、是非この記事を読んでみてください。
コツを知っていると、旅の質が上がりますよ
知ってて損はさせませんので、是非参考にしてみてくださいね。
ではいってみましょう。
入国審査レーンでの、待ち時間短縮のコツ
長いフライトを経て、やっと到着しました!
せっかく無事に旅先に到着したのに、入国レーンでの長蛇の列をみると、一気に萎えてしまうこと、、、多いですよね。
そこでこんな「旅の達人のコツ」を紹介します。
コツ・その1.
降機後、すぐ近くのお手洗いにはいかないこと
降機後、すぐに目に入ったお手洗いに行く方、大変多いです。
この記事を読んでくださっているあなたは、いかがですか。
ガマンできない場合を除いては、この時点でお手洗いに行くことを避けるといいですよ。
とあるフライトが、目的地空港に到着しますよね。
飛行機の大きさにもよりますが、その機材には、およそ300名くらいが搭乗しているとします。
そして、たいてい皆、人種や国籍を問わず、考えることは似ているものです。
出発地と到着地の気候が違ったりすると、着替えたかったりもしますよね。
で、その方々がトイレに押し寄せると、どうなるでしょう。
この断言根拠は、これまで何百回も渡航を繰り返して見てきた統計(わたし・クリ調べ)、実体験によるものです。
空港に到着後、最も空いているお手洗いは、受託手荷物受取所近辺にあるお手洗いである
コツ・その2.
「ビジネスマンらしき風貌の方が多く並ぶレーン」に、自分も並ぶ
中距離フライトや、また長距離フライトであっても、機内ではビジネス仕様の服装をされている方は、意外と多いものです。
ところが、渡航先によっては分かりにくい場合もあります。
ニューヨークやシンガポールなどが渡航先だと分かりやすそうですが、ハワイやグアム、タイのプーケットやカンボジアだったりすると・・・
それは、なかなか分かりにくそうです。
そんなとき「あの方はビジネス渡航か?観光か?」を見分けるには、「その方の持っているカバンを見てみる」とわかりますよ。
いくらアロハシャツを着ていても、黒くて四角い、パソコンが入るくらいの大きさの、いわゆる「ビジネスバッグ」を持っていたら、その方はきっとほぼビジネス渡航です。
そのような方々は頻繁に該当国へ入国されていることが多く、該当国の入国管理局にはその履歴がある一定の期間はデータとして残っているため、入国がスムーズになされています。
ということで、
ビジネスマンが比較的多く並んでいそうなレーンに自分も並んで、その恩恵にあずかりましょう
コツ・その3.
「車いす利用者専用レーン」や「在住者専用レーン」の"隣のレーン"に並ぶ
「車いす専用レーン」や「在住者専用レーン」など、「〇〇専用入国レーン」に並んでいる該当者が誰もいなくなると、それらの隣のレーンに並んでいる入国者が、優先的に対応してもらえる現場を多くみかけます。
手招きして呼んでくれますよ。”こっち空いたから、おいで"、というように」
言われてみれば「当たり前な感じ」はあるかもしれませんが、実際に並ぶときにはすっかり忘れがちな、意外な盲点なんじゃないかな、って思います。
また、日本国籍保有者の専用レーンがあったり、利用航空会社の搭乗した席のクラスによって優先的に入国できる国もありますので、事前に調べておくといいですね。
入国カウンターに並ぶべきレーンの見極めポイントは、専用レーンの近くに並ぶべし
以上の「コツ・3つ」は入国審査に関するものなので、日本への帰国時には参考になりませんが、次に紹介するものは、日本への帰国時にも参考になるものです。
ではひきつづき、どうぞ。
荷物を受け取る、ターンテーブルでの時間節約と手間をなくすコツ
無事飛行機を降り、スムーズに入国手続きを済ませ、あとは受託手荷物(機内持ち込みではなく、飛行機に乗る前に預けたスーツケースなどの大きい荷物)を受け取るステップです。
ここもスムーズにこなし、時間を節約したいポイントですね。
まだ荷物が出てきていないのであれば、また、ベルトコンベアが止まっている状態であれば、このタイミングでお手洗いを済ませましょう。
コツ・その4.
荷物が流れてくるベルトコンベアーの、なるべく先頭で待ち、荷物を受け取ること
必ず実行されることをおすすめします。
それには、次のメリットがありますよ
荷物を早めに受け取ることができる
荷物を間違えて持っていかれてしまうことを防げる
詳しくみていきましょう。
荷物を早めに受け取ることができる
空港の広さや設備にもよりますが、荷物が載せられて出てくるベルトコンベアが1周するには、約3~5分くらいかかります。
「たったそれくらい~」と思いがちですが、待ち時間というのは意外と長く感じるものです。
荷物を間違えて持っていかれてしまうことを防げる
国内線出口では必ず行われている、荷物とクレームタグ引き換えとの照合。
国際線ではそれが行われておらず、荷物を受け取った後には、税関に向かい、通関手続きを行い、空港出口へと進みます。
税関では、よほどのことがない限り、荷物確認はされません。
つまり国際線では、空港出口にて、空港職員によるクレームタグと荷物の照合、また目視確認がないことにより、この被害が多発しています。
国際線では、法律上どこの国も統一されており、基本的に荷物の照合はありません。
(中国の一部地域は除く)
対応ができないからだそうですよ
だから荷物破損などに対応してくれる航空会社の窓口であるカウンターは、ターンテーブルの近くにあるのですね。
ということは、荷物を受け取り、万が一破損があったりしても、通関後で気づいた場合には航空会社からは対処してもらえないということですね。
これは気を付けないと
ご想像通り、荷物を間違えて持っていかれてしまうと、後でかなり面倒なことになります。
最悪な場合、戻ってこない場合も何件か見てきました。
また反対に、自分が他の荷物を間違えて持って行ってしまっても大変です。
たいていは、フライトで疲れているところでの荷物の受け取りです。
「こんなミス、まさか自分がするわけない」と思いがちですが、必ず注意するようにしたいですね。
荷物を受け取るターンテーブルでは、先頭で待つべし
ちょっとしたコツとヒントで、楽しい旅を
今回は、旅行や出張の際に覚えておいていると便利な、ちょっとしたコツ【到着空港、入国編】をお伝えしました。
まとめると、
降機後のお手洗い直行は、避けるべし
ビジネスマンが多く並んでいるレーンに自分も並んで、その恩恵にあずかるべし
入国カウンターでは、専用レーンの近くに並ぶべし
荷物を受け取るターンテーブルでは、ベルトコンベアーの先頭で待つべし
記事を読んでくださった方のご旅行が、快適で楽しいものになることを願っています。
ではでは。